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2022年9月7日水曜日

国語の授業 1年生

 今日は「星の花が降るころに」という、中学生1年生のころの心の揺れ動きを題材にした小説文の読み取りを行っていました。

小学校時代から仲のよかった二人の中学生が、クラスが離れてぎこちなくなっていき、お互い気まずくなって話せず、無視しているようにとられてしまうような態度になってしまう。その事に主人公が思い悩むが、自分の周りの、自分とは決して理解しあえないと思っていたクラスメートが自分をさりげなく支えてくれていることに気づき、自分も、仲のよかった友達も、そして周りも変化し成長し続けているのだと気づきます。そして二人の関係性にこだわらず、新しい関係、新しい時間を創り上げていくための一歩を踏み出すという、この時期の中学生の心理を見事に捉え、前向きな気持ちにさせてくれる作品です。

授業では、登場人物の言葉や行動から、心情の変化を読み取るという作業を班での話し合いや全体での確認を通して行いました。国語の読み取りの力をつけるにとどまらず、きっと自分の心にも響く授業になったと思います。

話し合いに先生が回ってアドバイス

「どう思った?」「こういうことじゃない?」

お互いの意見を交換しながら考えをまとめていきます。

意見も活発に交換

「これでどう?」

他の班の意見を見て回る時間も。

各班の話し合いの結果を黒板に貼ります。

自分のまとめ用のプリントにも記入・・・

各班から出された意見を元にしながら
全体で確認を行っていきます。