国際理解教育（グローバル教育）

 　外国籍の方が数多く居住する愛川町ですが、本校の学区内に限っては、居住している方が少なく、外国籍生徒もごく少数しか在籍していないため、同じ町内の２中学校と比較して、日常生活の中で異国を感じることがほとんどありません。そうしたこともあって、愛川中学校区では、平成30年度から特色ある外国語活動「グローバル科」の研究を小中一貫教育の実践の一つの柱として取り組んできました。

　コロナ禍前は、神奈川工科大学と連携し、大学に在籍する留学生を学校にお招きして、留学生の視点から見た日本や留学生の母国の文化を紹介していただくとともに、本校生徒が中心になって留学生さんたちに向けて、日本の文化を体験活動を交えて紹介することで、多様な文化への興味・関心を高め、国際理解を深める授業を展開してきました。しかし、昨年度はコロナ禍で留学生をお招きすることができないため、ＡＬＴの先生（ラーズ先生）に協力していただいて、先生の自国の文化の紹介に加え、生徒による日本文化の発表などを行いました。

　今年度も、引き続き留学生をお招きできないため、昨年度同様、ＡＬＴの先生（今年度は、リム先生）のお力を借りて、授業を行いました。この授業を通して、ＡＬＴの先生の母国の文化等のお話を伺うことで、異国の文化を身近に感じるとともに、我が国の文化を紹介することで改めて日本の文化の良さを再認識できたようです。

新人戦報告２（軟式野球部）

　9月25日(土)、田代球場で厚木愛甲地区中学校新人戦軟式野球大会2回戦が行われました。9月23日(木)の1回戦を接戦の末勝ち上がった本校野球部が、第2シード校である南毛利中学校との試合に臨みました。新チームも正規部員が9名に満たず、今大会は他の部活等から「助っ人」を借りて大会に参加しています。それでも1回戦では、粘り強く戦うことで勝利をたぐり寄せることができました。

　1回表の攻撃、トップバッターがレフトオーバーの三塁打で出塁すると、3番バッターのタイムリーヒットで先制、その後相手のミスに乗じて1点加点。幸先よく2点を奪いました。3回にも相手の暴投等で2点を追加すると、5回にもランナーを3塁において、タイムリーヒットでさらに1点追加しました。本校の先発投手は、序盤再三のピンチを粘り強い投球でしのぐと、中盤からは力のある直球で相手打線を押さえ込み、5点リードのまま終盤を迎えました。さすがに相手校もシード校だけあって、徐々にタイミングを合わせ、ヒットを連ねて6回に2点を返してきました。ここで2番手投手を投入、後続を断ち、最終回も相手の猛攻を1点に抑え、見事な継投で勝ちを収めることができました。これでベスト４進出となりました。

※9月26日(日)、準決勝を戦う予定でしたが、コロナワクチン接種に伴う副反応による体調不良のため、選手が9名そろわなかったため、やむなく準決勝を棄権しました。緊急事態宣言発出のために、大会日程が急遽変更されたことがこうした結果につながってしまい、残念でなりません。それでも、生徒たちは、10月2日(土)、田代球場で行われる3位決定戦にこの悔しさをぶつけてくれることでしょう。

生徒会本部役員選挙立会演説会及び投票を行いました！

 　9月24日(金)5校時、生徒会本部役員選挙の立会演説会と投票が行われました。今年もコロナ禍の影響で体育館に一堂に集まっての立会演説会ではなく、Chromebookを活用したリモートによる演説会と投票としました。

　第1多目的教室に立候補者と応援演説者が集まり、映像を通して、全校生徒へ意気込みや公約及び推薦する理由などをしっかりとした口調で述べていました。一般教室の生徒たちは、大型テレビの画面を真剣に見つめ、立候補者などの演説に聴き入っていました。

　演説会終了後、各自のChromebookを使って、投票を行いました。票を投じることの意義や責任をしっかりと自覚して、全校生徒が真剣に投票行動を行っていました。結果は、来週公表されます。

地区駅伝競走大会報告

 　9月23日(木)、荻野運動公園を会場に今年度の地区総合体育大会最後の種目となる駅伝競走大会が行われました。昨年度は、女子チームが優勝、男子チームが第3位入賞という成績を残した種目ですが、今年度は、部員不足のため、男女とも他の部活から応援メンバーの支援をうけての出場となりました。秋分の日とはとても思えない気温30度を超える過酷な環境の中で、生徒たちの激走が繰り広げられました。

　結果的には、男女とも3位までの入賞を逃してしまいましたが、男子の1区で区間賞、3区で区間2位とこれまでの練習の成果を充分に発揮できた生徒もいました。10月2日の県大会出場選手2名を除き、この大会を最後に3年生は引退となりました。お疲れ様でした。また、他の部活からの応援メンバーとして、激走を見せてくれた3名の皆さん、ありがとうござました。ほとんど本格的な練習が積めない中での参加でしたが、とても様になっていました。次は、本職の競技での活躍を期待しています。