右クリック禁止

2023年12月18日月曜日

今年の漢字

 書写の授業で、生徒それぞれの今年の一文字の作品が掲示してあります。

小さい胸に、それぞれがそれぞれの思いを持って過ごしてきたんだな・・・

そんなことを感じます。

次の一年が、素敵な一年になるように・・・

こちら一年生

新しい中学校での生活、新しい友達、
楽しい毎日、成長、いろいろ考えさせられること・・・

あっというまに過ぎていく時間、様々な変化、
初めてのこと、お互いを尊重し合うこと、慣れ・・・

こちらは三年生。努力、挑戦、我慢、辛いこと・・・

充実した経験もしているのでしょうか。
「恋」もあります。


きっぱりと冬が来た!

 今朝は今シーズン一番の冷え込み。車の温度計は、愛川町に入ってから一番低いところではマイナス1度を示しました。

この週末で、校庭の銀杏の樹もすっかりとその葉を落とし、ホウキのような枝を冬空に伸ばしていました。

この風景を見ると思い出すのが、高村光太郎の「冬が来た」という詩です。

「きっぱりと冬が来た/八つ手の白い花も消え/公孫樹(イチョウ)の木も箒(ほうき)になった」

で始まるこの詩。みんなに嫌われるような冬だけど、

「冬よ/僕に来い、僕に来い/僕は冬の力、冬は僕の餌食(えじき)だ」と、
すべてを自分の内側に受け入れ、それを全部自分の栄養にして、前に進んでいこうという強い気持ちを感じさせてくれます。

まさに、生徒たちにも当てはまるのではないでしょうか。

ちなみに、この詩は、高村光太郎の「道程」という詩集に収められています。

「僕の前に道はない、僕の後に道はできる」

という有名なフレーズの「アレ」です。
テニスコートわきのイチョウの木。
「公孫樹」とも「銀杏」とも書きます。

こちら昇降口側。
先週末まで少しまだ葉が残っていたのですが、
今ではすっかりと箒のような枝を伸ばしています。

冬と言えばソリ。
昇降口には、手作りのそりが。
たくさんの幸せを運んでくれるといいですね。