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2023年9月6日水曜日

聞くだけで泣けてきます

 愛翔祭にむけて、クラスの合唱練習が本格的にスタートしました。

体育館のフロア、卓球場、多目的教室、音楽室、そして自分の教室などに分散し、パート練習からのスタートです。

合唱としてはまだまだこれからですが、本当に中学生のこの時期でないと出せない澄んだ声で心を合わせ、ハーモニーを作り上げていこうとしているその姿、その声を聞くだけで心が揺さぶられます。

同じ澄んだ声でも、小学生のそれとは質が違います。そしてまた、中学生でないと出せない声の表情というものもあります。曲の難しさや練習への取り組みなど、いろんなことを乗り越えて作り上げていくというドラマもあります。

生徒たちには、合唱コンクールにむけた一期一会の、宝石ようなこの時間を大切にしてほしいと思います。

柔剣道場です。
すごく難しい曲でびっくり

体育館では伴奏者と指揮者が黙々と練習を

体育館フロアではまた別のパートの練習

こちらは音楽室

パートリーダーを中心に
自分たちの力でひたすら練習です。

教室では男子がやはり
自分たちで仕切って練習をしていました

担任はひたすら見守ります。
言うのは「自分たちでどんどんいいアイディア出して」



つまりはメタ認知です

 ???まったく意味がわからないタイトルですね。

今日、1年生は「ストレスとどう向き合いどう付き合っていくか」ということを学びました。

この先を生きていく生徒たちにとってとても大切なこと。

授業では、例えばテストというストレスがかかると、いつもより気持ちを張り詰めて勉強したり、大きな大会では緊張というストレスがいつも以上の力を出させてくれたりと「ストレスは必ずしも良くないことではない」ということ、その一方で、大変な時にはどう対応していくか、などを学びました。

その昔、スポーツなどの国際大会や、野球の甲子園で、選手たちは緊張して期待された力を出し切れないようなことが多かったような気がします。

しかし昨今は、「その状況を楽しむ」というメンタル(心の)トレーニングが浸透し、のびのびと力を発揮できる選手たちが増えた気がします。(今年の夏の甲子園も我が神奈川の慶応高校もそうでしたし、バスケットのワールドカップもそうでした)

それはには「メタ認知」という心の働きが大切になります。メタ認知とは、「自分を見ている自分を意識する」ということです。

ストレスがかかるようなときに、今自分はどんな状況に置かれてていて、自分はそれに対してどう感じていて、自分の今の力から考えると、どう考えどう行動すればいいか、といったことを、「高いところから冷静に見ている自分を意識すること」です。

とても難しいことのようですが、要するに「ふとわれにかえって他人の目で自分を考えてみる」ということです。

今、その考え方を知り、あとはこれから出会う様々な出来事に対してうまくいってもいかなくても、「そうとらえようとしてみること」の積み重ねが大切です。

保健室の先生も参加

少し難しい話ですが
みんなよく聞いていますね!

「ストレスを味方にする3つの力」

画面を見つめます

こちらはお隣のクラス

プリントに自分の考えを記入して・・・

よく取り組んでいますね!

先生も一緒に考えます

今度は意見交換

「どう?」

ストレスについても学びます。
心のもやもやや緊張が「ストレス」と
いう言葉で表現されることを知ることもまた
それをコントロールできるようになるための一歩です。

「家で親にちゃんとやろうとしているときに
~といわれるのがストレス!!」
話し合いが盛り上がります!

きっとこの先を乗り越えていく
「柔軟な心身の強さ」=「靭(じん)の心」(学校教育目標の一つ)
に結びついていくと思います!