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2022年6月2日木曜日

3週間で その②

 生徒たちが学校で様々なことを学んで、学習を通して確実に成長していく姿を見るのは、教員として本当に一番の喜びです。生徒が最後に書いた「学習の振り返り」をみると、この単元の学習を通して、生徒たちは、「枕草子」のもつ表現の魅力を、今後の自分の表現に生かしていこうという気持ちを持つことができたようです。

同じ生徒同士が、学習したからこそ気づける高い観点からお互いの作品を見合い、そして深め会うことがとても大切ですし、同じ生徒同士だからこそ受ける刺激があります。ICT機器はその過程で必要に応じてタイミングよく、その一部を上手に活用して「道具」として利用する、という感覚が大切。

そんなことも含め、実習生にとっては、貴重な体験の3週間だったと思います。一番学ぶことができたのは、実習生だっのかも知れませんね。

「こういうとこ、いいよね・・・」

時間の経過とともに、より友達の作品を読むことに
集中していきます。

川遊び、仲間との夜空鑑賞、肝試し・・・
と、この生徒は「自然・仲間と遊ぶ」観点ですね。

冬の夜い夜、霜を踏んだときの音や感覚など
こちらは冬のバラエティあふれる情景を表現

コメントも真剣!

これはウェブマッピングといって、この場合、選んだ季節を真ん中に置き
そこから何を連想するか、そしてさらにその連想したものから何を連想するか・・・という風にイメージを広げていくための手法です。この手法を学び、実感するのも学習ですし、
それを文章にまとめていく、というのもまた学習です。

みんなコメントもしっかりと書くことができていますね。

枕草子で学習した「時間の変化や対比など」を使って
自分なりの枕草子を創作できたようです。

「自分流の枕草子を書くことを通して、どのように表現するか
を考えて・・・表現方法などいろいろ知ることが・・・」

「ひとつのことにどんなたとえをしたらいいかなど、表現する
力がついたと思います。他の単元や文章を書くときに、
この単元でついた表現する力を他のところでも生かせたらいいと思います」
終わった後は教官と反省会