本校では、期末試験に向けた学習計画表を「スペシャルプラン」といい、それを略して「スペプラ」と生徒も先生も言っています。
学習計画を具体的に立てる、ということは、社会人になってからも、例えば会社の目標達成に向けてた工程表を作り、PDCAサイクルを回していく、というようなことと共通します。
目標は何で、そのために何をやらなくてはならなくて、そのためには具体的に何をどの時期にどれくらいずつやっていく必要があるか、ということを具体的にイメージする力というのはとても重要なこと。大人になればなるほど、「コツコツと積み上げていくことの大切さ」を実感することが多くなっていきます。その訓練にもなります。
たまに「学習計画表なんて作っても意味ない、それを作る時間に勉強した方がいい」ということを言う人がいたりすることもありますが、それは上記のような視点が欠けているといえます。そのような必達目標を会社や受験勉強でやり遂げたことがあるならその価値が分かっていただけると思います。
担任の先生たちは、学級通信や掲示物で、そのへんがきちんと伝わるよう、いろいろくふうしてくれています。
このクラスの担任は学級通信で。 |
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どういうところがいいか、具体的な生徒の作成したものの 例をしめしてわかりやすく。 |
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こちらの担任はA2の大きさの掲示物で。 カラーの付箋を使って注目点をわかりやすく |
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記入例や学習時間など |
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あまり負担にならないよう、アドバイスを |
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具体的に計画することは大事ですが 細かく書こうとしすぎて作って満足してしまったら 本末転倒。そのへんもきちんと触れておきます。 |