今日は「日本の伝統と文化に触れて」という内容でした。
京都の茶道の茶会で現在絶大な信用を誇る菓子職人さんが、先代の後を継いだ若い頃、ずっと父の仕事を見てきて「こうすればもっと効率的でいいのに」と思っていたことを実行してみたもののなかなか評価されず、苦悩したこと、しかし、茶の心の神髄とも言われる「一期一会」という言葉の意味に、本当に気づいたときに、はじめて納得のいくものを提供できるようになった、という内容でした。
今この時間は二度と戻らない。それをいつもしっかりと心に置いて、どう「今」と向き合うのか。それが「一期一会」の心です。
クラスの仲間と意見を交換しているこの時間も「一期一会」。
「伝統」は自分を縛るものではなく、「今」を自由に、そして高く羽ばたくための先人の知恵だと言うことを、少しでも学んだのではないでしょうか。
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今日の内容です。 |
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まずは、京都の和菓子職人さんの動画を見ます。 文字だけよりも、ぐっと考えが深まります。 |
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内容についての問いを生徒たちに提示します。 |
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まずは自分の考えを |
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みんなしっかり考えます |
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先生の話にも耳を傾けます |
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続いて班ごとに考えを共有 |
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「先代の父が『自分でやったらわかるさかいに』と 言ったのはどうしてだろう?」 |
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意見を交わし、深めていきます。 |