本校では、今年度からの新たな学校教育目標定めました。
昨年度、保護者や地域の方々、そして先生たちから子供たちにどんなことを大切にできる人になっていってほしいかというアンケートをとりました。
その結果を基に、PTA代表の方、地域の方々と話し合いを行い、設定しました。
新しい一年が始まるにあたり、このブログでもご紹介させていただきます。
学校教育目標は二つ。
一つ目は『結(ゆい)の心』です。
アンケートで最も回答数が多かったのが「思いやり・優しさ」、そして「礼儀正しさ」を大事にする人に育ってほしいというものでした。
どれもが、人と人が、心を通わせ、心を結びつけていくときに大切なものです。それをこの「結いの心」という言葉で表現しました。
先日行われたWBCが、勝ち負けに関係なく爽やかな余韻を私たちに残してくれたのは、選手たちが、調子の悪人やけがをしたりした人には思いやりと優しさを忘れず、そして常に相手チームを敬い、礼儀正しく大切に接していたからだと思います。そんな姿を目指していこう、ということです。
二つ目は『靭(じん)の心』です。
「靭」という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、「しなやかな強さ」という意味があります。アンケートで回答が多かったものに、心の強さ、体の強さというものがありました。そこで、どんなに強い風にも若竹のようにしなやかな強さでそれを受け流し、どんどん空に向かってたくましく心身を成長させていく、そんな姿を目指していこうと言うことです。ちなみに、人の関節の部分にある骨と骨をつなぐ靱帯というゴムのようなものがあるのですが、伸びたりちじんだり、すごい力がかかっても柔らかく対応し、それでいてめったなことでは切れない強さがありますが、その靱帯の「靭」はこの字を書きます。
それぞれ、「結の心」には「相手を敬い、優しく思いやる心」、「靭の心」には「柔軟な強さを持つ心身」という、わかりやすくした言葉がついています。
この目標を形だけのものにしないよう、PDCA行程表も作成し、具体的になにを行っていくか、ということも明確にしました。
保護者の方々、地域の方々、そして私たち教員の心からのの思いがこめられた目標です。少しでもこの目標に近づいていけるよう、生徒と共に、たたくさんのアイディアや工夫があふれる活動に取り組んでい期待と思います!
なお、本校本校ホームページ右側、学校からのお知らせ欄に、学校教育目標について、グラウンドデザイン、PDCA行程表、そして主な行事カレンダーを掲載します。
あわせてご覧いただければと思います!