今日は今シーズンの最低気温を更新し、朝7:00の段階でこの愛川中学校の外気温はなんと「0度」。
昨日来、日本海側の広く暴風と雪に見舞われた地域の皆さんから見れば・・・というのもあるかもしれませんが、やはり厳しい冷え込みです。
グラウンドのイチョウの木もほぼほぼ黄色い葉が落ち、箒のようになって、冬本番を感じさせます。
この風景を見ると、彫刻家でもあり、詩人でもある有名な高村光太郎の詩を思い出します。
「冬が来た」 高村 光太郎
きっぱりと冬が来た八つ手の白い花も消え公孫樹(イチョウ)の木も箒(ほうき)になった
きりきりともみこむやうな冬が来た人にいやがられる冬草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
冬よ僕に来い、僕に来い僕は冬の力、冬は僕の餌食だしみ透れ、つきぬけ火事を出せ、雪で埋めろ刃物のやうな冬が来た
冬のネガティブなイメージを、むしろそれに正面から向き合い、自分の中に取り込んで前向きに挑んでいくような気持ちにさせてくれる詩です。
どんな時でも、それが大事、ですよね。
公孫樹(いちょう)の樹もすっかり黄葉を落としました |
こちらもほとんどなくなりました。 |
卓球部が寒空の下、ランニングしていました。 冬は、ランニングが楽になります。 基礎体力アップにはもってこいです。 まさに「僕は冬の力、冬は僕の餌食だ」 ですね。 |