2年生の国語の授業の様子です。
「枕草子」に入った時間でした。
まずは朗読を聞き、いにしえの歴史的な仮名遣いや古文の特徴について学んだあと、昔の衣装や文化について学ぶ、という展開でした。
古文は、正直最初はとっつきにくいと思いますが、勉強していくととても面白いものです。例えば歴史的仮名遣いひとつとっても、現代にも残っている「発音と標記のずれ」(「僕は(「わ」と発音)」や「学校へ(「え」と発音))など)や、”発音の変化”(例えば「買ふ(かう)」が関西では「こう(て)」と発音したりする「au」が「ou」に変化したり、「食わない(くわない)」という言葉が、地方に行くと「くわ」が「か」、「ない」が「ね」に音が合わさって「かね」という言葉になったり)など、とても面白いものです。
学問というのは、そこかしこに「へえーっ!?」というおもしろい興味深いことが転がっています。そしてそれが「もっと知りたい」につながっていきます。
授業を通して、そんな豊かさを身に付けていってほしいですね。
まずは「枕草子」のプロの朗読を聞きます。 |
歴史的仮名遣いについて学習していきます。 |
教室にはテルテル坊主が。 今年の春は雨が多かったですよね。 |
手を挙げて頑張ってます! |
「古文は自分が高校の時は・・・」 正直に話してました。 |
こんなかんじです。 |
こうしてここで身に付けたい力 と授業の計画がきちんと示されています。 |
授業の後半、 昔の文化について映像で学びます。 |
ファッションに 興味津々?! |