1年生のクラスに、「勉強方法を教え合おう!」というファイルが置いてありました。その中身をのぞいてみると、生徒一人一人がいろんな工夫をしながら学習に取り組んでいるのが伝わってきました。中には、「とにかく眠くならないためには!」をテーマに書いてあるのがあっておもわず微笑んでしましました。他にも、「ひたすら書く」という昔ながらのものや、「英語で発音がわからないときにスマホで調べる」など現代ならではのものもあり、興味深かったです。
学校のいろんな活動の元になる、国が定める「学習指導要領」というものがあります。中学校は昨年から新しいものがスタートしました。10年間、この「学習指導要領」にそって学校の教育活動は行われます。その中では「主体的に学習に取り組む態度」というものが重要視され、現2年生からは、神奈川県の公立入試にも大きく関わってきます。
「主体的~」は、例えば期末試験や単元テストで自分の強いところ弱いところが明らかになったら、いかに強いところをより伸ばし、弱いところを克服していくか、という取り組みを自ら粘り強く行っていくことが大切になります。
つまり、テストがかえってきたら、それがその先への「スタート」となります。自分を伸ばしていくために、友達とも教えあって未来へつなげていってほしいと思います。
こんなふうに親しみやすい表紙で クラスの後ろのロッカーの上に置いてありました |
この生徒は、英語で、 「発音がわからなかったらスマホで調べる」。 すくなくとも10年前には思いつかない勉強法ですよね。 |
「しっかり先生の話を聞く。ひたすら見て書く」 若い脳はこれも効果的。 歳をとるとそれでも覚えられませんが・・・ |
この生徒は「眠くならない」がテーマ。 「電話しながらやるとわからないところを 教えてもらえて眠くならない」 勉強に関することだけなら効果的? |
「ずーっとシャーペンや鉛筆で何か書いていれば眠くならない」 「最低でも15分勉強することを毎日している」 そう、「継続は力」 時間は短くても「習慣化」することが大事です。 |
この生徒は「朝に勉強すると覚えやすいので 朝に勉強しています」 これ、やろうとしてもなかなかできなかったなあ・・ すごいです。 |