今日、校内を回っていると、どこからともなくいい香りが・・・・
香りの出所を探していたら、校地に「キンモクセイ(金木犀)」の巨木がありました。毎日、その横を通り過ぎていたのに、巨木すぎて気づきませんでした。
キンモクセイやギンモクセイの香りは、その香りの良さから、よく人工的に調香され、芳香剤として使われるので、人によっては「芳香剤みたいで嫌い」という方もいますが、やはり自然のままの香りは、心をリラックスさせてくれるすてきな香りだと思います。
1年生の国語の教科書に、「星の花が降るころに」という青春小説があります。そこにも「ギンモクセイ」の樹がでてきます。主人公の女生徒が、ある友達との閉じた関係から、心が外に広がっていく際の心の成長を象徴的に表す存在としてでてくるので、生徒たちにとってもなじみがある樹だと思います。(その時に、この金木犀の樹は話題になったのかな?)
生徒や卒業生の皆さん、学校のどこにあるかわかりますか?
在校生の皆さん、今が「星の花」のまっ盛りです。「星の花が降るころ」でもあります。ぜひ休み時間に樹の下に行って、いい香りをまとってほしいと思います。
ちなみに、なぜこのタイトルか理解できる方、いらっしゃいます?
 |
高さ10mに達しているのではという、 キンモクセイとしてはかなり大きい樹です |
 |
満開です。もう少しすると、 「星の花」がたくさん降ってくるようになります。 |