2年生の美術の授業です。今日は「浮世絵~浮世絵の面白さを生かす~」というテーマで鑑賞の授業を行っていました。授業の出だし、動画映像を使って多色刷りの浮世絵の版画の仕組みなどを学びます。そして授業は次第に葛飾北斎、歌川広重の2大巨頭の版画の鑑賞へと進んでいきます。それぞれの芸術家のの特色はどういうところか、どちらが好みか、そしてそれを言葉で表現する、といった段階を丁寧にたどりながら自分なりの鑑賞ができるように授業が組み立てられていました。
生徒は、授業を通して、ごく自然に鑑賞の仕方を学び、力をつけていました。
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ここ、一番色刷りの面積が少ないところです。 有名な「神奈川沖浪裏」を題材に鑑賞の ポイントを学んでいきます。 |
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版画に取り組む職人さんのドキュメントの動画映像を 見ながらなので生徒もわかりやすいようです。 |
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みんな集中していますね! |
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版画に使う道具の説明も入ります。 あの黒い紙をなでてインクをなじませるの、 なんていうか覚えていますか? ヒントは「バ○○」。3文字です |
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「昔のこういう版画は3段階の分業制で・・・」 「漫画家なら漫画を描く人、アシスタント・・・」 と現代的なものにたとえて説明します。 |
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生徒たちは必要に応じてメモ。 |
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プリントも用意されてきちんと知識を整理できるように |
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時間がだいぶたちましたが 生徒たちの集中力が落ちません。 |
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続いて葛飾北斎と歌川広重の作品を見比べます |
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どちらの方が好みか、意見を言っていきます |
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生徒たちは自然に鑑賞のポイントを理解し、 意見を交換していきます。 |